工期 | 2009/08/01~2010/06/01 | 場所 | 兵庫県西宮市塩瀬町名塩地先 |
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発注者 | 国土交通省 近畿地方整備局 兵庫国道工事事務所 | ||
概要 | 準備工 1式 切土掘削工 23,000m3 残土処理工 23,000m3 法面工 2,970㎡ 排水構造物工 1式 構造物撤去工 1式 仮設工 1式 |
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詳細 | 本事業は、一般国道176号線の西宮市から宝塚市の約10㎞の区間で、道路幅が狭い上にカーブも多く、また両車線に1日約26000台の通行量がある為、慢性的な渋滞が深刻となっており、それらを改善する事により、慢性的な交通渋滞の解消と災害に強い安全で暮らしに便利な幹線道路の完成を目的に進めている事業です。 完成すれば所要時間が大幅に短縮され、深刻な渋滞も解消されると共に、歩行者の安全を確保する歩道も確保でき、生活の利便性が期待されます。また気象条件に左右されない道路、緊急時の救急・救援活動の主要道路としても重要な役割を担う道路となります。 本工事は、一般国道176号線事業計画 L=10.56㎞の内、東之町付近の1工区 L=1.4㎞区間で、近隣の地形条件は現場の南側に中国縦貫自動車道路、北側に現国道を挟み東側に名塩東墓地、西側には離隔距離 50mの位置に、西宮名塩グリーンマンション等が隣接し、急峻で狭隘な場所での切土掘削工事である。 日常生活に関連する交通や業務活動に関連した交通を処理する道路であり、阪神地域全体の都市活動を活性化し都市機能を高めるためにも整備が必要な道路である。 |
当地の規制条件としては、西宮北部の土砂災害警戒区域(急傾斜地の崩壊)指定地であり、出水期間中の土砂崩壊災害抑止対策は勿論であるが、特に第三者への人為的な事故防止に関する日常的管理と綿密な計画を立案する必要がありました。
上記の様な施工状況の下、職員と協力業者でコミュニケーションを綿密に図ることによって、最後まで無事故で工事を完成させる事ができました。
また、今回工事としてはまだ道路として完成形ではないので、早期完成により地元の方々の危険や不安な状況が1日でも早く無くなる事を望みます。