工期 | 2017/07/13~2018/02/28 | 場所 | 西宮市 久保町11番外 |
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発注者 | 西宮市 上下水道局 下水道部 下水建設課 | ||
概要 | 管渠内面被覆工 内径φ2200mm L=267m 付帯工 一式 |
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詳細 | 本工事は、西宮処理区の浜分区において札場筋幹線φ2400mm合流管から分水されたφ2200mmの耐震化を目的とした管きょ更生工事で、臨港線交差点から南側の浜ポンプ場までの約270m区間を整備する工事です。 当該路線は、国道43号線から西宮浜を結ぶ幹線道路で交通量も多く、特に臨港線交差点の南側マンホールから主な作業を行うため、第三者の交通災害に留意した作業計画を立て、施工を行いました。 |
本工事の管更生工法(SPR工法)実施に先立ち、設計採用工法と異なるため工法変更等の施工承諾を得る必要があり、加えロングスパンの施工上の問題点を解決する必要があった。
特に、更生管の裏込め注入(160㎥)を行う問題点は、注入管に発生する摩擦損失による圧力上昇及び材料分離の恐れがあった。また、充填不足は直接品質に影響が生じるため充填確認ができるようにスパン割を行った。結果、3スパンに分け3回の充填溢流を確認、注入方向も200mで限界圧力に達しため下流からの施工に変更し、計画注入量を超える完全充填を達成することができた。その際、急な対応に追われたのが施工ヤードの交渉と警察・消防との協議も上手く進み無事故・無災害で完成することができました。これも一重に関係各位の協力の賜物と感謝しております。
近隣の皆様には、長期間道路規制等で大変ご迷惑をお掛けしました。この場をお借りしまして心より感謝を申し上げます。ありがとうございました。