今回の工事は西宮市、芦屋市との２ヶ所での施工であり、道路側面の山からの落石を防護する工事であった。
山側には大きな岩が見えており、今にも落ちてきそうな場所での施工であった為、特に慎重に作業行わなければならなかった。
また施工中は落石により、第三者への災害を防止するため、仮設防護柵を道路中心部に設置し、昼夜間片側交互通行にしました。
大きな岩部分の落石を防護するため、岩盤部分を削孔し岩盤用アンカーの設置を行ったのち、ワイヤーロープを使用し所定の幅に固定を行い格子状に岩盤を覆い安全を確保したのちに掘削、重力式擁壁、落石防護柵の施工へと進めていった。
岩盤部分は亀裂も多く施工中は常に安全点検を行い。浮石等の撤去を行いながらの作業ではあったが、落石等による災害もなく無事に竣工を迎えることが出来ました。
施工中は２４時間道路規制を行ったことにより大変ご迷惑をおかけしましたが、協力いただきありがとうございました。また各関係機関、工事関係者の皆様にも御協力いただき大変感謝しております｡この場を借りまして厚く御礼申し上げます｡