土木工事 実績 詳細

今津西線雨水渠布設工事


【発進基地における推進設備】
狭いスペースを工夫し有効に使用しました

工期 2009/10/01~2011/03/01 場所 西宮市大畑町外
発注者 西宮市下水道課
概要 泥水推進工 φ1500㎜ L=612m  管削進工・舗装工・道路付属物工
開削工・マンホール工・立坑工・薬液注入工
詳細 本事業は、浸水被害が常襲的に発生する地区である西宮市能登町から大畑町、北昭和町、南昭和町、平木町における浸水被害を軽減するよう安全で安心なまちづくりに貢献する事を目的とした事業です。
能登公園を発進基地として幹線道路今津西線にφ1500㎜の管渠を国道171号線を横断し、平木町までの612m、平均土被り4.8mで泥水式推進工法により築造する工事です。

担当者のコメント


本工事は、施工延長が612mと非常に長い上に、途中国道171号線を横断し、また幹線道路である今津西線での、立坑築造、開削工による道路占用を行う為、まず第一に交通渋滞を考慮する必要がありました。
更には長距離推進工事なので、様々な土質の変化に対応できる掘進機の選定が必要であり、通常は普通土対応型でよいものを、延長が長く地層が入り組んでいる為に礫対応型を採用しました。加えて、推力低減装置を使用し、万が一に備えて中押し装置も追加しました。
途中、中間立坑を2箇所通過し、最終到達した瞬間は達成感と安心感で感無量でした。
施工延長が600m以上と長く、各交差点で接続の開削工事、中間立坑及び人孔の築造工事、地下埋設業者による移設・復旧工事、沿線でマンションの新築工事が頻繁に行われる中、渋滞を防止する為、工程調整と打合せによりコミュニケーションをとることで無事故・無災害で竣工することが出来ました。
施工ヶ所沿道の近隣住民の皆様方には、多大なるご協力をいただきまして感謝申し上げます。

事業紹介

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